７月に入り、梅雨明けはまだだが、暑さと節電の夏が始まった。蛍光灯をLEDに換え、エアコンを控えて窓を開けてみたが、電気料金はあまり変わらない。昨日は税理士会の研修だったが、会場の寒さに震えてしまった。税務署や市役所の方は汗だくになって仕事をし、毎日自宅で洗濯できる衣服を買うと聞いた。先月も同様のことを書いたが、エアコン温度はどこも同じにできないものか。

6月下旬に宮城県の岩沼市に行ってきた。砂浜に近い集落はすべて流され、2キロ離れた田畑も耕作ができなくなったという。今も仮設住宅に暮らし、塩害を心配しながらビニールハウスでメロン栽培を再開した。そこのメロンとトマトを食べたが、甘くておいしい。地元テレビ局が収穫祭の様子を放映したら、すべて売り切れたそうだ。

海の近くには、瓦礫や壊れた車の山、津波により内装がめちゃめちゃになった小学校があった。復興はまだ進んでいない。地元の方から、津波の上空で撮影していたヘリコプターがあったが、そこまで津波がきているとなぜ教えてくれなかったのか、わかっていたら助かった人もいただろうと聞いて、涙が出た。人の救助は報道の仕事ではないと言うが、「危ない」と教える方法はなかったのか。

松島で泊まったホテルの部屋にはエアコンがなかったが、最近は東北地方や北海道でも暑い日が多くなりエアコンが必要になってきたそうだ。地球温暖化をなんとか抑える方策はないものか。

関信会の総会が終わり、今年度の事業計画が動き始めた。広報部ではHPの改訂を行い、11月には公開する予定だ。災害時の会員安否情報などと考えたのだが、専門機関にまかせるしかない。