自己株式
純資産に属し、会社が自己の株式を取得したときに処理する科目です。
貸借対照表の表示は株主資本の末尾に自己株式として控除します。
①当会社は、自己株式1,000,000円を取得し現金にて支払いました。
(借方)自己株式1,000,000 | (貸方)現金1,000,000 |
②上記①の自己株式を600,000円で処分し、現金で受け取りました。
(借方)現金600,000 (借方)その他資本剰余金400,000 |
(貸方)自己株式1,000,000 |
①自己株式の増加は借方
②自己株式の減少は貸方、自己株式の処分差損益は「その他資本剰余金」で処理します。「その他資本剰余金」から控除しきれない場合は「繰越利益剰余金」で処理します。